お試し滞在がきっかけで北杜市に移住!
お試し滞在がきっかけで北杜市に移住!
N.S.さんはNPO法人みんなの街のお試し滞在をしながらオプションでビヨンド自然塾で自然との共生的生活を体験してもらいました。
自然の恵みを活かせば食べ物を得ることが出来たり、薪などの燃料を得ることが出来たり、人と協力すれば居住空間も作ることが出来たりすることを知ると、無理してまで仕事に出るということはしなくなるかも知れませんね。ビヨンドではそんな事を伝えています。
その時の記事お試し滞在の一コマ10 ~神奈川から田舎暮らし体験に~
また、お試し滞在施設の二階はシェアハウスとなっており、そこに既に移住して住んでいる人達がいます。一泊二日くらいだとなかなか実感してもらえないかもしれませんが、一週間くらい滞在して、彼らと話をしたり、北杜市の雰囲気を感じたり、ビヨンド自然塾で体験やボランティアをしたりしていると、、、『人と人との繋がり+自然との共生による豊かな暮らし』が見えてくると思います。
実際にN.S.さんはそれを実感し、「確かに一泊二日なんかじゃわからないですね!やっぱり一週間くらい滞在しないと。自分も日々、段々と考えが変わっていきました!」と語ってくれました。
彼は4泊5日滞在し、その後に北杜市に移住してきました。まずは私の運営するシェアハウスに入居し、その後にアパートを探して一人で暮らしています。
「田舎暮らしをしてみたいな、、、」と漠然と思っている人達に参考になると思い、N.S.さんに想いを聞いてみました。
北杜市に移住してきてよかったこと
- 自然が豊か
- 水が凄く美味しい!
- 体調が良くなった
移住のきっかけ
- カバンひとつで入居できたシェアハウスの存在が大きかった。
- 室田に会って話してみたかった。話したら面白かった。
今後の展望
- 現在、ペーパードライバー教習中。車を買い、行動範囲を広げたい。
- 少しずつ仕事に出たい。週に一日、2日とか。
N.S.さんの移住体験談
山梨県北杜市に移住してもうすぐ2か月が経つ。2か月前にかばん一つでシェアハウスに入居したときは、あまり何も考えていなかった。
ここ何年も、体がだるい、夜眠れない、何もやる気がしないといった状態だったので、とりあえず、静かな自然豊かなところで生活すれば、心も体も回復するのではないかと思った。
暮らしてみて、しばらく経つと、だんだん心と体の状態がよくなってくるのがはっきりとわかった。シェアハウスの周りは畑が多く、また人も車もあまり通らないので、まさに歩き放題だ。日中良い天気の中、辺りを散歩していると心も体も楽になって、少しずつ自分らしさが戻ってきたと思った。
夜もぐっすり眠れるようになり、今まで眠れなかったのは何だったんだろうとまで思った。水もおいしく、水道の水がとてもおいしい。以前は水道の水などまったく飲んでおらず、毎日ペットボトルの飲料を買って飲んでいたが、こっちに来てからあまり買うことはなくなった。
また、以前にくらべるとあまりお腹が空かなくなった。前は仕事のストレスから、かなりお酒を飲んだり、食べたりしていたが、今は自分がお腹が空いたときにその分だけ食べるという感じで、食事もゆっくり味わって食べているので、食事をしているという実感がある。(テレビがないのも良い。今までは家族と住んでいたので、それに合わせてテレビを付けながら食事をしていた。)
しかし、暮らしていて急に不安に襲われる事もある。孤独感に苛まれたり、みんなが働いている中、自分はこんなにのんびりしててよいのかという罪悪感に襲われたりした。でも、自分と向きあう時間があるので、その気持ちを抑えつけずに、そのまま受け入れる事ができる。そうすると孤独感は他の人への感謝に変わり、また自分の心と体がよくなれば、自分も世のために働く事ができるという前向きな気持ちになっていった。
この2か月を他人が見たら、ただぶらぶらしていて、たいしたことはしてなかったと思うかもしれない。しかし自分にとっては毎日がとても楽しく、とても充実していた。今までは機械のような毎日で生きている実感がなかった。何をしていてもしんどくて、何もしていなくても不安感に襲われた。なので今、普通に生活できることがとても楽しい。スーパーに買い物に行ったり、図書館で本を借りたり、遠くまで散歩したりといった、何でもないことがとても楽しい。
もし、日常が健康で楽しければ、そんなにたくさんのお金は必要ないのではないか。必要最低限のものがあれば楽しく暮らせるのではないか。それがここ山梨県北杜市では実現できるのではないかと考えると、非常にエキサイティングだ。
この2か月間は、心と体の回復と自分自身を取り戻すのにおいて、必要な期間だった。今は少しずつやる気も出てきた。シェアハウスからアパートに移り、今は車を購入しようとしている。車があれば行けるところももっと増えるだろう。そして少しずつ福祉施設でアルバイトをする予定だ。
今までと人生ががらっと変わり、ときたま不思議な気持ちになり笑いそうになる。何か新しいゲームをはじめたような気分だ。新しい環境でレベル1からスタートして、今はレベル4くらいにはなっただろうか。単にゲームをクリアするのではなくて、その過程を大事にし楽しんでいきたい。
少しレベルが上がったので、来年はいろいろな出会いと冒険が待ち構えているかと思うと、今からとても楽しみだ。
https://mina-machi.org/13840https://mina-machi.org/wp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_20171218_123350-1024x575.jpghttps://mina-machi.org/wp/wp-content/uploads/2017/12/IMG_20171218_123350-150x150.jpgNewsボランティア体験談田舎暮らしお試し滞在,シェアハウス,体験談お試し滞在がきっかけで北杜市に移住! N.S.さんはNPO法人みんなの街のお試し滞在をしながらオプションでビヨンド自然塾で自然との共生的生活を体験してもらいました。 自然の恵みを活かせば食べ物を得ることが出来たり、薪などの燃料を得ることが出来たり、人と協力すれば居住空間も作ることが出来たりすることを知ると、無理してまで仕事に出るということはしなくなるかも知れませんね。ビヨンドではそんな事を伝えています。 その時の記事お試し滞在の一コマ10 ~神奈川から田舎暮らし体験に~ また、お試し滞在施設の二階はシェアハウスとなっており、そこに既に移住して住んでいる人達がいます。一泊二日くらいだとなかなか実感してもらえないかもしれませんが、一週間くらい滞在して、彼らと話をしたり、北杜市の雰囲気を感じたり、ビヨンド自然塾で体験やボランティアをしたりしていると、、、『人と人との繋がり+自然との共生による豊かな暮らし』が見えてくると思います。 実際にN.S.さんはそれを実感し、「確かに一泊二日なんかじゃわからないですね!やっぱり一週間くらい滞在しないと。自分も日々、段々と考えが変わっていきました!」と語ってくれました。 彼は4泊5日滞在し、その後に北杜市に移住してきました。まずは私の運営するシェアハウスに入居し、その後にアパートを探して一人で暮らしています。 「田舎暮らしをしてみたいな、、、」と漠然と思っている人達に参考になると思い、N.S.さんに想いを聞いてみました。 北杜市に移住してきてよかったこと 自然が豊か 水が凄く美味しい! 体調が良くなった 移住のきっかけ カバンひとつで入居できたシェアハウスの存在が大きかった。 室田に会って話してみたかった。話したら面白かった。 今後の展望 現在、ペーパードライバー教習中。車を買い、行動範囲を広げたい。 少しずつ仕事に出たい。週に一日、2日とか。 N.S.さんの移住体験談 山梨県北杜市に移住してもうすぐ2か月が経つ。2か月前にかばん一つでシェアハウスに入居したときは、あまり何も考えていなかった。 ここ何年も、体がだるい、夜眠れない、何もやる気がしないといった状態だったので、とりあえず、静かな自然豊かなところで生活すれば、心も体も回復するのではないかと思った。 暮らしてみて、しばらく経つと、だんだん心と体の状態がよくなってくるのがはっきりとわかった。シェアハウスの周りは畑が多く、また人も車もあまり通らないので、まさに歩き放題だ。日中良い天気の中、辺りを散歩していると心も体も楽になって、少しずつ自分らしさが戻ってきたと思った。 夜もぐっすり眠れるようになり、今まで眠れなかったのは何だったんだろうとまで思った。水もおいしく、水道の水がとてもおいしい。以前は水道の水などまったく飲んでおらず、毎日ペットボトルの飲料を買って飲んでいたが、こっちに来てからあまり買うことはなくなった。 また、以前にくらべるとあまりお腹が空かなくなった。前は仕事のストレスから、かなりお酒を飲んだり、食べたりしていたが、今は自分がお腹が空いたときにその分だけ食べるという感じで、食事もゆっくり味わって食べているので、食事をしているという実感がある。(テレビがないのも良い。今までは家族と住んでいたので、それに合わせてテレビを付けながら食事をしていた。) しかし、暮らしていて急に不安に襲われる事もある。孤独感に苛まれたり、みんなが働いている中、自分はこんなにのんびりしててよいのかという罪悪感に襲われたりした。でも、自分と向きあう時間があるので、その気持ちを抑えつけずに、そのまま受け入れる事ができる。そうすると孤独感は他の人への感謝に変わり、また自分の心と体がよくなれば、自分も世のために働く事ができるという前向きな気持ちになっていった。 この2か月を他人が見たら、ただぶらぶらしていて、たいしたことはしてなかったと思うかもしれない。しかし自分にとっては毎日がとても楽しく、とても充実していた。今までは機械のような毎日で生きている実感がなかった。何をしていてもしんどくて、何もしていなくても不安感に襲われた。なので今、普通に生活できることがとても楽しい。スーパーに買い物に行ったり、図書館で本を借りたり、遠くまで散歩したりといった、何でもないことがとても楽しい。 もし、日常が健康で楽しければ、そんなにたくさんのお金は必要ないのではないか。必要最低限のものがあれば楽しく暮らせるのではないか。それがここ山梨県北杜市では実現できるのではないかと考えると、非常にエキサイティングだ。 この2か月間は、心と体の回復と自分自身を取り戻すのにおいて、必要な期間だった。今は少しずつやる気も出てきた。シェアハウスからアパートに移り、今は車を購入しようとしている。車があれば行けるところももっと増えるだろう。そして少しずつ福祉施設でアルバイトをする予定だ。 今までと人生ががらっと変わり、ときたま不思議な気持ちになり笑いそうになる。何か新しいゲームをはじめたような気分だ。新しい環境でレベル1からスタートして、今はレベル4くらいにはなっただろうか。単にゲームをクリアするのではなくて、その過程を大事にし楽しんでいきたい。 少しレベルが上がったので、来年はいろいろな出会いと冒険が待ち構えているかと思うと、今からとても楽しみだ。ヤス touroku0123@gmail.comAdministrator『みんなの街』の理事長です。9年間仕事にも出ずに真理探求をしていた異色の経歴を持ち、お告げ?に従い、農園を始め、物事の捉え方などを伝える活動をしている。 『ビヨンド自然塾』代表。NPO法人みんなの街
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