理念は単純、ズバリ『皆が幸せになれる街を皆で創ろう!』です。

既存の社会に異を唱えたりするのではなく、ただ、皆で楽しくやってみましょう!という活動です。

どんな活動集団かと言うと、、、

一輪車

遊びに夢中な一輪車集団?!

「特に大人はいつも頭で考える。そして問題点を洗いだし、それの回避のための準備に多くの時間やパワーを費やす。もし、自転車というものを初めて見た大人が集まり、その自伝車に乗ろうとした時、こんなことをするかもしれない

さんざん議論
二輪で走行するというのは物理的にバランスが悪い。
バランスを取りやすくするには重心を低くする必要がある。人間の体で頭は重いのだから、できるだけ頭が低くなる体制で乗れる自転車を作らなければならないのではないか?
プロテクターやヘルメットなどの開発
分厚いマニュアル、分析の結果をまとめた資料作り

大人が物凄い分厚い資料を真面目な顔して作成している時、もしその横を一輪車に載って喜んでいる子供の集団を見たらどう思う?

二輪は難しいだろう、、、なんて議論していた時に、なんと一輪で、しかもプロテクターなしにバシバシ乗っている子供が、ハンドルさえもないのに笑っているなんて!

そしてニッコリこういうんだ。
「おじさんも乗ってみる?」

真面目なおじさんグループのうち、一番若いAさんが試してみると、下手なりにも少し乗れるようになっちゃったとしたら、、、
おじさんグループは意識が変容すると思うよ。

「こんな分厚い資料を作る暇があったら、まずは自分で試す、練習すればよかったんだ!」

ってね。

自分は、ただこれを今の社会でやっているんだよ。
社会なんて変わらないとか、この世界は閉塞的だ、、、とか、そんな事例を上げたり調査を進めたりするのではなく、ただ一輪車を笑って乗るんだよ。

しかも、まだ乗れもしないのにね!乗れないから当然コケる。
でも、、実はわりと致命傷にはならないんだ。こけそうになると、実は足が出るから、まず頭からは転ばない。絶対とは言わないけどね。

何度も何度も転んだりするけど、結局は乗れちゃうんだよね。
そんな事例を積み上げていく集団があったら凄い面白くない?

ビジョン

『新しい文化を創ること』

NPO法人みんなの街がやりたいのはズバリ、『新しい文化を創ること』です。
ただ空き家を探して借りたい人が借りれるようにするというのではなく、人々が自然と支え合うような文化を作ることです。

「空き家を貸すなんて言うのは恥ずかしい(お金に困っていると思われると嫌)」
という価値観から、「借りたいと思う人の役に立てるので、空いている家があれば積極的に貸していこう!」という価値観に移行できたら面白い
なと思っているのです。

面白いことに、実際にお話をさせて頂いた地元のお爺さんなどはかなり共感してくれました。そして何と!自主的に空き家情報を他の人に聞いてくれていたりします^^

このような流れを、地元の方、移住希望者、更には県や市にも見せることで、あらたな文化が自然に出来てきたら良いなと思っています。