最近、ボランティアはほぼ平日しか受け入れていないのにもかかわらず、ありがたいことにいつも様々な参加者さんが来てくれています。


沢山のボランティアさん!

『ボランティア=自らの意思で参加する』というのがいいですよね。この辺は普通の職場とかなり違うところでしょう。

「給料なんかもらえなくても、行きたいから行くんだ!」
こんな思いを持った人が集まる場になっています。競争的な職場だとすると、上司の目がチェック的であったり、作業が思うように進まない場合には怒られることもあるかもしれません。

でも、ボランティアの場合、来てくれるだけでありがたい存在として扱われます。ものすごい能力を持っている必要もありません。ただ参加してくれるだけで場が明るくなったり、他の参加者やスタッフのモチベーションが上がったりするのです。

誰もが誰もを必要とし、必要とされているのを感じることができます。
そんな場なので、参加者同士が響き合い、共感し合うことが多いですね。そんな場を求めて参加してくれる人が多いようにも感じています^^

そしてそんな場で共に活動することで、参加者が物凄い変化することがあったりもします。
特に変化が大きいなと感じるN.S.君、そして他の参加者さんたちの紹介をさせてもらいます。

N.S.君 ~まるで別人に!~

インターンできてくれた聡子ちゃんとほぼ同時期にボランティアに参加してくれたN.S.君。すでに半年くらい、なんと毎日通ってきてくれています!
最初会った時、まだ緊張しているのもあったのか、口数も少なく、あまり明るい印象はありませんでした。
聡子ちゃんも当初、「この人とは友達にはなれないかな、、、」と思っていたらしいです^^;

そんな彼が、今では全くの別人のようになっています。凄く明るくなり、冗談なんかも言っています。
「子供はあまり、、、」と言っていた彼が、今ではビヨンドに来る子どもたちと楽しそうに遊んでいます。それどころか、「凄く可愛いですね~。」と子供に会えて喜んだりしちゃっています!

心が明るくなると、自然と外見も変わってきます。

左端がN.S.君。凄く若返っている!


ビヨンドに初めて来た当時のN.S.君。

白髪が少なくなり、顔色が良くなり、すごく体型もスッキリしました。白髪については、あまりに変わったので「染めた?」と聞いてしまったほどです^^;

毎日行動をともにしていた聡子ちゃんは、N.S.君の変化を目の当たりにし、凄く驚いていました。

妻も、「なんかドンドン若返っているじゃない!あれだったらもしかしたらモテちゃったりするんじゃない?」なんて言っていました^^

N.S.君は、自由を求めてビヨンドに集まってくる人々に会い、話をすることが出来るのが凄く嬉しいそうです。毎日が幸せと言ってくれているN.S.君、そんな事を言ってもらえると、自分のほうが幸せな気分になりますね!

彼の心の変化を彼自身の声で伝えてくれた記事がありますので、もし良かったら読んでみて下さい。
参照登山中の気付き ~気づきはサプライズから~

聡子ちゃん

聡子ちゃんも約四ヶ月、毎日活動に参加してくれました。
聡子ちゃん自身は、”自分はあまり変われていない、、、”と思っているようですが、彼女も変化しましたね。


活動はいつも笑いと共に♪

N.S.君とも話すのですが、少し心に素直になりましたね^^
まだまだ他人と比較したり、周りの目を気にしてばかりいますが^^;

彼女が”自分はあまり変われていない、、、”と感じたのは、ちょっと焦りがあるからだと思います。
というのは、目の前で別人のように変わったN.S.君や、意識が変わり、行動に物凄い変化が出たMちゃんなどを直接見ていたために、自分だけ取り残されたような気持ちになったのだと思います。

でも大丈夫。ちゃんと成長していますよ、聡子ちゃん^^

ビヨンドでの滞在は気に入ってもらえたらしく、ビヨンドを去り、実家に帰る車の中では号泣だったそうです。そしてこの前、また来てくれました!なんだか家を出ていた子供が帰ってきたみたいで嬉しいですね~。

H君

いつもいつも「相手に失礼のないように」気を配っているH君。あまりに気を使っているためにかなり固い口調で話してきます^^

「自分はいつも人にバカにされるキャラ」になっていると話していたH君、実はそれは変わることが出来ることを話したりしました。

H君も楽しそうに何回も参加してくれています。そして、、、、段々とボランティア仲間やスタッフと気軽に話せるようになり、ついには下ネタまで話し出すように^^


動きはぎこちなかったりしますが、彼なりにいつも頑張ってくれています^^

そして、仲良くなると話し方も変わってくることを実感してもらえたようです。そして、逆に言うと、自然と話すこともできていない人とは仲良くなることも難しいことに気づいてもらえたようです。

そうです。相手だけでなく、自分の行動も変えていかないと関係は変わっていかないんですよね。そんな事をなんとなくわかってもらえたようで嬉しいです。

N君(新潟)

N君(新潟)、片道7時間もかかるのに、何度も通ってきてくれています。嬉しいですね。彼には情熱的に行動することがいかに大事かを話したりしました。面白いことに?それは身をもって体感してもらえたと思います^^


子どもたちが登るツリーハウスのハシゴを直してくれています。


大のコーヒー好き!


一緒に登山した仲間でもあります。


メンマを作っています。

N君(千葉)


古民家を改修して自分の住む家を手に入れたいと考えているN君(千葉)。彼も遠いところ何度も来てくれています。真冬の厳寒期にまだ壁が隙間だらけのビヨンドの古民家に泊まり込みできてくれたり、真夏の一番暑い時にも来てくれました。

「当事者意識がないうちはいつまでも学びは進まない。自分でやっている位の意識がないと、いつまでも学びは終わらないよ。」

これは彼に向けて話した話ではなかったのですが、横で聞いていた彼自身、思うところがあったのか、熱心にそれについて聞いてくれました。

古民家改修の技術よりも、実は心持ちの方が実際に幸せに暮らせるようになるのには重要だということを伝えましたが、伝わっていると良いな~。

Gティ

人生は学びだと認識しているGティ。幸せになるために学んでいるものの、「実はそれは不安を払拭しているために学んでいるんじゃない?」という自分の問いに、「そこから脱却できるようになりたい」と話していました。素晴らしいですね~、人生を学びだと認識しているなんて!

彼は思わず岐阜から自分のシェアハウスに引っ越してきてしまいました^^

キッチンの改修。


草刈りを精力的にやってくれました。水路が見えるように。

Uさん

ガンで闘病中のUさん。実家が近いということでボランティアに参加してくれました。身体が弱く、出来る範囲で参加したいと言ってくれました。そして、「好きなことをやらせてもらっているので、私は凄く幸せです♪」と明るく笑ってくれました。たとえ闘病中でも幸せでいられる、、、そんな事を表現してくれるUさんの参加も他の皆に刺激になっています。現在、また入院中みたいですが、また退院後に来てくれるのを待っています^^

H夫妻


ブログを見て「会いたい!」と思ってくれたらしく、すぐに電話で予約して会いに来てくれました。そんなH夫妻、実はすでに奥さんがまず北杜市に横浜から引っ越してきています!そして毎日ボランティアに来てくれているのです。旦那さんも後に北杜市に引っ越してくる予定だそうです。
情熱を持って訪れてくれる人がたくさんいるのは嬉しいですね!

活動を通して伝えたいこと

自分がボランティアの受け入れをしているのは、「手を貸して欲しい!」というのもありますが、実はそれよりも「こんな生き方もあるんだよ」ということを伝える機会を増やしたいからだったりします。

『心に素直に生きる』

これは当たり前のようでいて、なぜかそうする人は殆どいません。
皆、そう生きたいと思いつつも、周りや常識を意識して身動きが取れなくなったりしています。
周りが皆そうなので、もはや疑問さえ持たなくなっているかもしれません。

でも、実はそんなのとはまるで違う価値観で考えたり、動いたりすることが可能だったりします。

それはやはり実際に体感しない限りわからないと思います。その体感の機会になればいいなと思っているのです。


自然の恵み、クワの実の収穫。


タケノコ収穫。

https://mina-machi.org/wp/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180711_152233-1024x574.jpghttps://mina-machi.org/wp/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180711_152233-150x150.jpgヤスボランティア活動紹介田舎暮らし最近、ボランティアはほぼ平日しか受け入れていないのにもかかわらず、ありがたいことにいつも様々な参加者さんが来てくれています。 沢山のボランティアさん! 『ボランティア=自らの意思で参加する』というのがいいですよね。この辺は普通の職場とかなり違うところでしょう。 「給料なんかもらえなくても、行きたいから行くんだ!」 こんな思いを持った人が集まる場になっています。競争的な職場だとすると、上司の目がチェック的であったり、作業が思うように進まない場合には怒られることもあるかもしれません。 でも、ボランティアの場合、来てくれるだけでありがたい存在として扱われます。ものすごい能力を持っている必要もありません。ただ参加してくれるだけで場が明るくなったり、他の参加者やスタッフのモチベーションが上がったりするのです。 誰もが誰もを必要とし、必要とされているのを感じることができます。 そんな場なので、参加者同士が響き合い、共感し合うことが多いですね。そんな場を求めて参加してくれる人が多いようにも感じています^^ そしてそんな場で共に活動することで、参加者が物凄い変化することがあったりもします。 特に変化が大きいなと感じるN.S.君、そして他の参加者さんたちの紹介をさせてもらいます。 N.S.君 ~まるで別人に!~ インターンできてくれた聡子ちゃんとほぼ同時期にボランティアに参加してくれたN.S.君。すでに半年くらい、なんと毎日通ってきてくれています! 最初会った時、まだ緊張しているのもあったのか、口数も少なく、あまり明るい印象はありませんでした。 聡子ちゃんも当初、「この人とは友達にはなれないかな、、、」と思っていたらしいです^^; そんな彼が、今では全くの別人のようになっています。凄く明るくなり、冗談なんかも言っています。 「子供はあまり、、、」と言っていた彼が、今ではビヨンドに来る子どもたちと楽しそうに遊んでいます。それどころか、「凄く可愛いですね~。」と子供に会えて喜んだりしちゃっています! 心が明るくなると、自然と外見も変わってきます。 左端がN.S.君。凄く若返っている! ビヨンドに初めて来た当時のN.S.君。 白髪が少なくなり、顔色が良くなり、すごく体型もスッキリしました。白髪については、あまりに変わったので「染めた?」と聞いてしまったほどです^^; 毎日行動をともにしていた聡子ちゃんは、N.S.君の変化を目の当たりにし、凄く驚いていました。 妻も、「なんかドンドン若返っているじゃない!あれだったらもしかしたらモテちゃったりするんじゃない?」なんて言っていました^^ N.S.君は、自由を求めてビヨンドに集まってくる人々に会い、話をすることが出来るのが凄く嬉しいそうです。毎日が幸せと言ってくれているN.S.君、そんな事を言ってもらえると、自分のほうが幸せな気分になりますね! 彼の心の変化を彼自身の声で伝えてくれた記事がありますので、もし良かったら読んでみて下さい。 参照登山中の気付き ~気づきはサプライズから~ 聡子ちゃん 聡子ちゃんも約四ヶ月、毎日活動に参加してくれました。 聡子ちゃん自身は、”自分はあまり変われていない、、、”と思っているようですが、彼女も変化しましたね。 活動はいつも笑いと共に♪ N.S.君とも話すのですが、少し心に素直になりましたね^^ まだまだ他人と比較したり、周りの目を気にしてばかりいますが^^; 彼女が”自分はあまり変われていない、、、”と感じたのは、ちょっと焦りがあるからだと思います。 というのは、目の前で別人のように変わったN.S.君や、意識が変わり、行動に物凄い変化が出たMちゃんなどを直接見ていたために、自分だけ取り残されたような気持ちになったのだと思います。 でも大丈夫。ちゃんと成長していますよ、聡子ちゃん^^ ビヨンドでの滞在は気に入ってもらえたらしく、ビヨンドを去り、実家に帰る車の中では号泣だったそうです。そしてこの前、また来てくれました!なんだか家を出ていた子供が帰ってきたみたいで嬉しいですね~。 H君 いつもいつも「相手に失礼のないように」気を配っているH君。あまりに気を使っているためにかなり固い口調で話してきます^^ 「自分はいつも人にバカにされるキャラ」になっていると話していたH君、実はそれは変わることが出来ることを話したりしました。 H君も楽しそうに何回も参加してくれています。そして、、、、段々とボランティア仲間やスタッフと気軽に話せるようになり、ついには下ネタまで話し出すように^^ 動きはぎこちなかったりしますが、彼なりにいつも頑張ってくれています^^ そして、仲良くなると話し方も変わってくることを実感してもらえたようです。そして、逆に言うと、自然と話すこともできていない人とは仲良くなることも難しいことに気づいてもらえたようです。 そうです。相手だけでなく、自分の行動も変えていかないと関係は変わっていかないんですよね。そんな事をなんとなくわかってもらえたようで嬉しいです。 N君(新潟) N君(新潟)、片道7時間もかかるのに、何度も通ってきてくれています。嬉しいですね。彼には情熱的に行動することがいかに大事かを話したりしました。面白いことに?それは身をもって体感してもらえたと思います^^ 子どもたちが登るツリーハウスのハシゴを直してくれています。 大のコーヒー好き! 一緒に登山した仲間でもあります。 メンマを作っています。 N君(千葉) 古民家を改修して自分の住む家を手に入れたいと考えているN君(千葉)。彼も遠いところ何度も来てくれています。真冬の厳寒期にまだ壁が隙間だらけのビヨンドの古民家に泊まり込みできてくれたり、真夏の一番暑い時にも来てくれました。 「当事者意識がないうちはいつまでも学びは進まない。自分でやっている位の意識がないと、いつまでも学びは終わらないよ。」 これは彼に向けて話した話ではなかったのですが、横で聞いていた彼自身、思うところがあったのか、熱心にそれについて聞いてくれました。 古民家改修の技術よりも、実は心持ちの方が実際に幸せに暮らせるようになるのには重要だということを伝えましたが、伝わっていると良いな~。 Gティ 人生は学びだと認識しているGティ。幸せになるために学んでいるものの、「実はそれは不安を払拭しているために学んでいるんじゃない?」という自分の問いに、「そこから脱却できるようになりたい」と話していました。素晴らしいですね~、人生を学びだと認識しているなんて! 彼は思わず岐阜から自分のシェアハウスに引っ越してきてしまいました^^ キッチンの改修。 草刈りを精力的にやってくれました。水路が見えるように。 Uさん ガンで闘病中のUさん。実家が近いということでボランティアに参加してくれました。身体が弱く、出来る範囲で参加したいと言ってくれました。そして、「好きなことをやらせてもらっているので、私は凄く幸せです♪」と明るく笑ってくれました。たとえ闘病中でも幸せでいられる、、、そんな事を表現してくれるUさんの参加も他の皆に刺激になっています。現在、また入院中みたいですが、また退院後に来てくれるのを待っています^^ H夫妻 ブログを見て「会いたい!」と思ってくれたらしく、すぐに電話で予約して会いに来てくれました。そんなH夫妻、実はすでに奥さんがまず北杜市に横浜から引っ越してきています!そして毎日ボランティアに来てくれているのです。旦那さんも後に北杜市に引っ越してくる予定だそうです。 情熱を持って訪れてくれる人がたくさんいるのは嬉しいですね! 活動を通して伝えたいこと 自分がボランティアの受け入れをしているのは、「手を貸して欲しい!」というのもありますが、実はそれよりも「こんな生き方もあるんだよ」ということを伝える機会を増やしたいからだったりします。 『心に素直に生きる』 これは当たり前のようでいて、なぜかそうする人は殆どいません。 皆、そう生きたいと思いつつも、周りや常識を意識して身動きが取れなくなったりしています。 周りが皆そうなので、もはや疑問さえ持たなくなっているかもしれません。 でも、実はそんなのとはまるで違う価値観で考えたり、動いたりすることが可能だったりします。 それはやはり実際に体感しない限りわからないと思います。その体感の機会になればいいなと思っているのです。 自然の恵み、クワの実の収穫。 タケノコ収穫。~皆で創る幸せのカタチ~